スコットランドでは、100を超えるウイスキー蒸留所があり、その中のグレンタレット (Glenturret)蒸留所では、ひとつの銅像が立てられています。それは「猫のタウザー(Towser)」の銅像。この猫「タウザー(Towser)」は、24年間でなんと28,889匹のネズミを捕って、「世界一ネズミを捕った猫」としてギネス認定されているそうです。
Image : Catster
スンスン、タウザー様の銅像!
ウイスキー原材料である穀物は、ネズミ、鳥に狙われやすく、醸造所ではそれらを駆除するため猫が飼われるようになりました。その猫を「ウイスキーキャット」と呼ぶようになったそうです。
Image : Catster
歩くピート君
現在では、ネズミや鳥が問題になるようなことはほとんどないそうですが、蒸留所では猫を飼い続けています。その理由は、これまで飼ってきたからこれかも飼うのが1つの理由ですが、最近の「ウイスキーキャット」は、蒸留所のプロモーションに利用されているそうです。ウイスキー樽に猫がいると、蒸留所ツアー参加者はカメラで撮ってFacebook・Twitter・InstagramなどのSNSに投稿されるので、良い宣伝になるとのこと。
ウイスキーに囲まれ満足気w
Image : Catster
マイクにじゃれる
現在のこちらの醸造所の「ウイスキーキャット」はピート(Peat)というかわいい猫。こちらも醸造所ツアー参加者に人気とのことで、日本の猫駅長同様に「猫好き」を呼びこむのは世界共通のようです。