【猫ネタ】リアル猫の恩返し – ボブという名のストリート・キャット(Street Cat Bob)


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こちらは英国で実際にあった猫に会って人生が変わったストリートミュージシャンのお話です。
とてもイイお話ですね。原本も読みたくなります。

ジェームズさんは、イギリスで生まれで両親の離婚で母とオーストラリアへ移します。
再婚するも義父とは合わず18歳でロックスターを目指し単身ロンドンへ。
しかし、挫折しドラッグに溺れながら、ストリートミュージシャンをしていました。
そんな時に傷だらけでボロボロの野良猫(後のBob)と出会います。

手当をしエサをあげて、施設へ連れていき有り金をはたいて治療を行いました。
2週間一緒に暮らし、野良猫はみるみる回復しました。
ですが、経済的に猫を飼う余裕もなく泣く泣く公園へ放して猫と別れました。
その日、路上演奏を終えて帰ると、なんと「あの猫」が玄関で待っています。
ジェームズさんは、「飼おう!」と決め、その猫を「Bob」と名づけました。

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相変わらず収入は少なく、猫を飼うのがやっとの生活。
ある日、普段通り演奏に出ようとするとBobがずっと付いて離れなかったので、
そのままBobと演奏をすることに。
すると不思議なことに見向きもしなかった通行人たちが立ち止まって演奏を聞くようになったのです。

ジェームズさんは、”猫を連れたストリートミュージシャン”として有名になり、多くの常連客がつくようになりました。
生活も安定し順調な生活を送っていたところ、同業者から無実の罪を着せられ路上演奏できなくなったのです。
その後、幾度か困難が重なりまたもドラッグに溺れてしまいました。
そんな中、ふたたびドラッグをやめることを決心し、Bobに見守られながらリハビリを続けました。

その2人の姿が出版社の目に止まり、『ボブという名のストリート・キャット(A Street Cat Named Bob
)』が出版され80万部を超えるベストセラーに!
ジェームズさんの元には多額の印税が入りましたが、ほとんどを動物救済基金に寄付したそうです。
その理由は「お金はBobと暮らしていける分だけあれば十分さ。これからは、人を支えていけるような生き方がしたい」と。

そういう猫と出会えてジェームズさんはとても幸せですね。
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参照元 : Radass, YouTube, YouTube

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