基本的に猫は暑さに強いと言われますが、
室内で飼っている猫は室内の温度上昇により熱中症になることがあるようです。
通常、猫は発汗して温度調節ができなく、
自分で涼しい場所に移動したり身体を舐めたりして体温調整をしています。
熱中症になりやすい猫の種類
■ ペルシャ、ヒマラヤン、エキゾチックショ)ートヘアのような潰れた鼻の猫種。鼻から熱を発散しづらいため。
■ メインクーンなど体が大きい猫種や肥満猫も熱を貯蓄しやすいためかかりやすい。
■ 幼猫•老猫も体温調整能力が弱いため注意が必要。
原因となる危険なシチュエーション
■ 留守中の閉めきった室内
■ 車内での留守番
■ 狭いキャリーケース
熱中症になった際の主な症状
■ 口を開けてハァハァ呼吸する
■ よだれを垂らす
■ 目、口の充血
■ フラフラする
■ 下痢・嘔吐
最悪の場合、死に至るケースもあるようなので注意が必要です。
熱中症にならないための対策
夏の暑い日は、部屋の温度をエアコン等で冷房(28度程度)に設定したり、晴れた日の日中は、外の駐車場での車内放置にも気をつけ、長時間の移動による脱水症状にも気を付けたいところです。大きめのキャリーケースを使ったり、保冷剤を入れるなどの対策が有効なようです。
万が一、飼い猫が熱を持っていたり様子がおかしい場合はすぐに動物病院へ連絡した方が良いとのことです。
熱中症や脱水症状にならないように注意しないとですね。